詰将棋は有用!

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Q13、詰将棋はどれくらい解きますか?

「解かないです」

――解かない!? 解かないって、どういうことですか!ホントに、全く解かない?

「本当です。全く解きません」

――あまりの衝撃に倒れそうです。

「これ、言うと変な目で見られるんですけど、詰将棋、意味ないです」

――!!将棋界に激震が走りましたよ、今。なぜ詰将棋を解かないんですか?

「実戦に出てきませんから、詰将棋は。それなら実戦に出てきた詰み筋を学んだほうがためになります」

――確かにそういう考え方もありますか。しかし解いてないというのには驚きました。ちなみに、昔から解かないんですか?

「いや、小さい頃はめちゃくちゃ解いてました。でも三段のときくらいにやめて、それからは解いてないです」

――なるほど。それを聞いて少しだけ安心しました。

増田康宏 六段 の言った意味は
詰将棋自体の設定が実践に出てこないので実戦の終盤の読みを鍛えた方が良い

しかしそれを実行に移してトレーニングすることは難しい気がする。
現に増田六段の最近の成績を見ても終盤力が向上しているとは思えない。

最終的に読みの力を向上するのに詰将棋は有用だという結論になると思います。
盤面を見て頭の中でいかに早く駒を動かしてどの手が良いか選択することを
常に将棋の場合繰り返しているわけですから、その読みの基礎となる詰将棋
解く作業はスポーツにおける基礎トレーニングと同様だといえます。

サッカーでのリフティングに似てるかもしれません。
ボール扱いを鍛えるにはリフティングが良いことは間違いないと同様に
あらゆる読みの力を鍛えるのに詰将棋は有用と言えるのではないでしょうか?